正社員を目指すべき理由
派遣社員が有利なのは20代まで
派遣社員が年間120日、毎月10日の休日で時給1500円のフルタイムで働くと、月額25万円程度になります。残業があれば残業代も加算されもっと給料はアップします。大卒で正社員の初任給は年間休日105日で月額平均20万円位ですから、20代の給料を比べてみると正社員より派遣社員の方が休日も多くほとんど残業がなく、仕事内容も責任が軽い補佐的な仕事など良い事ばかりです。しかし、これは20代までの話で、派遣社員には昇給がほとんどないため年齢が上がっても同じ給料のままです。しかし、正社員は年齢とともに昇給しさらに昇進すると役職手当などが付きどんどん給料はアップしていきます。
年齢とともに差がつく派遣社員
正社員は年齢と共に仕事のレベルが上がり責任も重くなってきます。その経験が昇給となって反映されていきますが、派遣社員の場合はどんなに経験を積んでキャリアアップしたとしても、50円時給が上がれば良い方で、月額1万円程しか昇給しません。そのため、30代まで派遣社員として働き続けてもやっと月額26万円程度ですが、正社員の場合は実績次第では30万以上にまで昇給している場合があります。その他にも、正社員にはボーナスや退職金制度、福利厚生による手当があり年齢を重ねれば重ねるほど金銭面にメリットが出てきます。しかも、30代になってから派遣社員から正社員に転職しようとしても、いままでの仕事内容に制限があり、責任が軽い仕事ばかりしていたので、年齢相応の経験がないと見なされてしまい転職が不利になります。また、転職に成功して正社員として働けたとしても、経験がなく新卒と変わらない給料になる場合があります。
正社員は簡単に解雇されない
正社員が会社を退職するのはほとんどが転職などで自分から退職を選ぶ時です。会社は正社員を簡単に解雇する事はできません。経営が悪化した時でも会社はまず社員を解雇させないために、最大限の努力をします。社員が能力不足の場合も、まずは会社が能力不足を解消する努力をし、よほどのことがない限り解雇しません。そのため正社員は、安定して働き続ける事ができるのです。しかし、派遣社員は有期雇用のため、雇用期間が満了になれば契約を延長しなければいいのです。派遣社員の雇用契約は大体数ヵ月毎なので、確実に雇用が保障されている期間はたった数ヵ月しかないのです。会社にとって正社員は、会社が育てた貴重な人材になりますが、派遣社員はだれにでもできる仕事をする替えのきく人材とみなされます。
2017.08.11
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